クローズアップ
●特集 若松孝二「第7回安吾賞」受賞記念イベントレポート
●シネ・ウインド会員アンケート報告 2
もくじ
1〜2 スケジュール表 料金表 もくじ
3〜10 シネ・ウインド インフォメーション
「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」
「命をつなぐバイオリン」
「ワンナイト、ワンラブ」
「演劇1」「演劇2」
「眠れぬ夜の仕事図鑑」
「霧の中の風景」
「明日の空の向こうに」
「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」
11〜12 事務局通信
13 デジタルシネマ設備募金プロジェクト
14 来館レポート
*鈴木太一監督(「くそガキの告白」)
*伊東英朗監督(「〜放射線を浴びた〜X年後」)
15 イベント報告
*「100万回生きたねこ」
読書会、ブックフェア
どこにも無い場所83 鈴木良一
16〜18 特集 若松孝二「第7回安吾賞」受賞記念イベントレポート
新潟・新津 安吾忌レポート
19〜22 シネ・ウインド会員アンケート報告 2
23 新・映画にオペラを探したら 65 中沢敬子
24 サウンドトラック隊の映画音楽講座69 島田幸市
25 ウインド あ・ら・かると
*にいがた国際映画祭プレイベント
*「Noism2春の定期公演2013」
記憶の箱から 83 福島市男
26 声風—SEIFU—
27〜28 ピックアップ情報
南の果てより愛をこめて 290 恩田雅和
29 ピックアップレポート 編集後記
スタッフコメントです。
南の方では桜が咲いたとか。ここ新潟にも春は着実に来ていますね。春コートで体が軽くなり、居酒屋で山菜天ぷらを食べ、そして花粉を感じるのが春です。
かく言う私は花粉症初心者であります。去年まではふんふ〜んと、花粉て?という具合に生きておりました。
不遜な態度ですみませんでした!(誰に?)だから攻撃はよしてください(花粉に)。
はい、花粉症デビューしてしまいました。
辛さの比喩としてよく聞く「目の玉をだしてゴシゴシ洗いたくなる」だとか「水のように流れ出る鼻水」だとかにいちいち同意です。
なんとか前向きになれないものかと考えました。こんなにクシャミをすることもないだろうと、加藤茶のクシャミを練習する格好の時期だと捉えることにいたしました。イッキシ。
花粉症の皆様、これが終われば日本海の夏がやってきます。貴重な太陽の季節です。
外でのびのび日差しを浴びられる季節を楽しみに、春もなんとか楽しみながら、乗りきっていきましょう! (F・K)
★月刊ウインド4月号は定価200円(税込)にて、
シネ・ウインド及び新潟市内の紀伊國屋書店、北書店、
ジュンク堂書店、ヒッコリースリートラベラーズ、コンチェルトで販売。
発送も承ります。
**<月刊ウインドの通信販売について>************
必要な冊数×200円と送料100円を、切手か郵便振替でご入金ください。
(送料は10冊まで100円)
◎切手送付 →→→ 〒9500909
新潟市中央区八千代2-1-1、1F シネ・ウインド
何月号を購入か、ご記入ください。
切手の種類は問いませんが、新しく購入の場合は
80円や50円を混ぜていただけると助かります。
◎郵便振替 →→→ 振込先/00650 2 10766
加入者名/新潟・市民映画館鑑賞会
入金後、1週間を過ぎても届かない場合はお手数ですが
シネ・ウインドへお問合せください。
☆☆「○○の記事が読みたいから」など、購入理由を書き添えていただきますと、担当が喜びます☆☆
問合せ先 025-243-5530 シネ・ウインド
info@cinewind.com
クローズアップ
●2012年の映画を振り返る座談会
●シネ・ウインド会員選出ベストテン2012
●発表! シネ・ウインド演劇賞2012
もくじ
1〜2 スケジュール表 料金表 もくじ
3〜12 シネ・ウインド インフォメーション
「千年の愉楽」
「カリフォルニア・ドールズ」
「〜放射線を浴びた〜X年後」
「100万回生きたねこ」
「サイド・バイ・サイド—フィルムからデジタルシネマへ」
「希望のシグナル—自殺防止最前線からの提言」
「命をつなぐバイオリン」
「永遠と一日」
「セブン・デイズ・イン・ハバナ」
「ワンナイト、ワンラブ」
「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」
13 事務局通信
14 来館レポート
*渡辺智史監督(「よみがえりのレシピ」)
イベント報告
*「モンサントの不自然な食べもの」トーク
15〜16 デジタルシネマ設備募金プロジェクト
現状報告、アンケート・コメント紹介
17〜20 2012年の映画を振り返る座談会
21〜22 シネ・ウインド会員選出ベストテン2012
23〜24 発表! シネ・ウインド演劇賞2012
25 楽しかった水と土の芸術祭 その3(最終回)
26 声風—SEIFU—
どこにも無い場所82 鈴木良一
記憶の箱から 82 福島市男
27〜28 ピックアップ情報
南の果てより愛をこめて 289 恩田雅和
29 ピックアップレポート 編集後記
スタッフコメント
今年の「安吾賞」授賞式も、無事に終了した。「安吾の会」事務局として、1月〜2月はてんてこまい。新年会・安吾忌、そして安吾賞とたて続く忙しさも、ひと段落か(プライベートはそうもいかないけれど)。
若松孝二監督の「安吾賞」受賞を知ったのは昨秋だった。また新潟で若松監督にお目にかかり、あの歯に衣着せぬことばの数々を聞ける、と楽しみにしていた。その矢先10月17日に監督は急逝してしまう。政権再交代、原発問題などいらだちを憶えるこの国に、
若松監督はどのように異議申し立てをするのか、その映画とことばから体感したかったのに…。
私は三度若松監督にお逢いすることが出来た。新潟駅の新幹線ホームで齋藤代表とがっちり握手する姿。「撮りたいものが次々湧いてくるんだよ」ということば。喧々諤々、老若男女が議論し合う宴席で、楽しそうに論戦を聞いている表情。そして、一対一でインタビューした際の、若造だからと手を抜かず、しっかり答えを返してくれたときのこと。きっと撮影現場の一員としてなら怒鳴られっぱなしだろうが、新潟でお会いする若松監督からは、その優しさを強く印象付けられた。「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観終え、感激のあまり「ありがとうございます」と声を掛けてしまったことが、思い起こされる。
「安吾賞」授賞式では井浦新さんの「若松孝二を継げる者はいない」の言が胸に刺さった。「若松孝二も、坂口安吾もその本人にしか出来ない生を送った」。要は、人の威を借りずに、己のあるがままに生きようという意味だろう。若松監督に多少なりと関わりを持てたことを胸に、生き方を考えてゆきたい。 (久志田喜八郎)
クローズアップ
●「第7回安吾賞」受賞記念 若松孝二国際映画祭
●デジタルシネマ設備募金プロジェクト
現状&デジタルシネマ会議(京都)報告
●特別企画 金森穣インタビュー
もくじ
1〜2 スケジュール表 料金表 もくじ
3〜12 シネ・ウインド インフォメーション
「あの日 あの時 愛の記憶」
「狩人」
「よみがえりのレシピ」
「籠の中の乙女」
「ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!」
「ラ・ワン」
「桃さんのしあわせ」
「シテール島への船出」
「くそガキの告白」
「千年の愉楽」
若松孝二国際映画祭
13〜14 事務局通信
15〜16 デジタルシネマ設備募金プロジェクト
現状&デジタルシネマ会議(京都)報告
ウインド あ・ら・かると
*「巨匠たちの英国水彩画展」
どこにも無い場所81 鈴木良一
17 来館レポート
*釣崎清隆監督(「ウェイストランド」)
*監督(「傍 かたわら〜3月11日からの旅〜」)
18〜19 ウインドのオススメ
*にいがた国際映画祭プレイベント
*安吾忌
*第7回安吾賞
寄贈書籍紹介 近藤ようこ『戦争と一人の女』
20 新・映画にオペラを探したら 64 中沢敬子
21〜24 特別企画 金森穣インタビュー
25 楽しかった水と土の芸術祭 その2
26 声風—SEIFU—
記憶の箱から 81 福島市男
27〜28 ピックアップ情報
南の果てより愛をこめて 288 恩田雅和
29 ピックアップレポート 編集後記
スタッフコメント
春になったら各地の友達を訪ねて新潟〜東京〜東海〜関西〜北陸〜
新潟をぐるっと一周する旅に出ようかなぁとぼんやり考え中。でも、
友達と予定を調整して、電車やバスの乗り継ぎを調べて、泊まると
ころを手配して…と具体的に考えようとすると面倒くさいような気が
してしまって、自分の腰の重さにがっかりしてしまう。年に一回は
旅行をしているので旅慣れたつもりになっていたけど、スムーズに
旅行できるのはいろいろと段取ってくれる友達のお陰なのだなぁと
改めて感謝。 (アンドウ)
クローズアップ
●デジタルシネマ設備募金プロジェクト
デジタルシネマシンポジウム 報告
●シネ・ウインド 27周年祭 報告
もくじ
1〜2 スケジュール表 料金表 もくじ
3〜12 シネ・ウインド インフォメーション
「みんなで一緒に暮らしたら」
「聴こえてる、ふりをしただけ」
「バレエに生きる 〜パリ・オペラ座のふたり〜」
「傍 かたわら〜3月11日からの旅〜」
「モンサントの不自然な食べもの」
「あの日 あの時 愛の記憶」
「死刑弁護人」
「狩人」
「よみがえりのレシピ」
「ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!」
13〜14 事務局通信
15〜16 デジタルシネマ設備募金プロジェクト
デジタルシネマシンポジウム報告
17〜20 シネ・ウインド 27周年祭報告
*入船亭扇辰独演会
*「ダイアローグ2012」
*「ハルシオンスカイ アノソラノアオ完全版」
*にいがたインディーズムービーフェスティバル
*「雄勝〜法印神楽の復活」
*第4回シネリテラシーフェスタin新潟
*シネ・ウインド27周年祭パーティー
21 報告 ザ・タイガース&ジュリー特集企画
ザ・タイガースへのラブレター
22 参加報告
*シンポジウム MOVIE CAMPUS
どこにも無い場所80 鈴木良一
23 ウインド あ・ら・かると
*ロケネット大感謝祭 ステージ参加
*第7回「安吾賞」発表
*一箱古本市in万代島旧水揚場 出店
24 楽しかった水と土の芸術祭 その1
25 1000万円かけてデジタル化しないと
シネ・ウインドが無くなるって本当ですか!
12(最終回) 井上経久
記憶の箱から 80 福島市男
26 声風—SEIFU—
27〜28 ピックアップ情報
南の果てより愛をこめて 287 恩田雅和
29 ピックアップレポート 編集後記
スタッフコメント
2013年。映画館にとって大変革の年。
シネ・ウインドのデジタルシネマプロジェクトも、
今年の夏には現実のものとして
形になっていることでしょう。
いえ、形になっていなければいけないのです。
そうでなければ、28年前に市民の手で立ち上げたシネ・ウインド
という映画館が姿を消すことになるからです。
同時に日本全国のすべての映画館がまったく同じ大変革を
必ず迎えているということでもあります。
どういうことかと言いますと、
従来の35ミリフィルムの映写機から、
デジタル方式の映写システムに切り替わるのです。
日本中のほとんどの映画館からフィルム映写機が姿を消し、
すべてデジタル方式の映写システムに変わります。
この新潟の映画館もそうですし、あなたの街の映画館もそうです。
それは去年以前から、少しずつ切り替わってきました。
映画を見る側からはあまりピンとこないかも知れませんね。
もちろんメリットはあげればキリがありません。
当然、デメリットもあります。
すごくお金がかかること。そりゃま、そうでしょうね。
映画館の上映システムを丸ごと替えるのですから。
もうひとつ。いままでの35ミリフィルムでの上映が無くなる、ということ。
映画が好きな方なら、フィルムの味わいをご存知でしょう。
あるいは8ミリフィルムや16ミリフィルムの独特の画質を好まれる方も
いらっしゃるかと思います。
いつもこのページを見てくださってる方、たまたまこのページを開いて、
この文章を読んでくださっている方、
映画館は今年、そういう変化を迎えるのです。
そしてもう一言。
シネ・ウインドはフィルムを捨てません。
たとえ全世界の映画館がデジタルに切り替わっても、
シネ・ウインドはフィルム映写機を残し、
フィルムでの上映もデジタルと並行して行います。
フィルムもデジタルも仲良く、ね。
映画館だけではありません。
映画を撮る側の皆さんも同様の変化のなかにいて、
これからの映画を作っていくのでしょう。(タイラ)